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LMC Draft Meister 2009


2nd Draft: 鈴木 大輝

Written by Youhei Tomizawa

鈴木 大輝

ファーストドラフトを 3-0 で終えたプレイヤーは 7 名。その中でもレア 2 枚、アンコモン 8 枚入りの強力な黒単を作り上げ勝ち上がってきた鈴木 大輝(千葉)。彼の強さに迫るため、ピックに注目した。

◆ 1 パック目

初手:《光輪狩り》

候補:《未達への旅》《冒険者の装具》《砕土》

パックを剥くなり苦笑の鈴木。そこにいたのは《光輪狩り》。ファーストドラフトの黒単を彷彿とする上々のスタートとなった。

2 手目:《松明投げ》

候補:《乱動への突入》《灰色革の隠れ家》《吸血鬼の呪詛術士》《墓所の切り裂き魔》

黒の 2 枚の強力なクリーチャーを流し《松明投げ》をピック。テンポ環境故、使われるクリーチャーの基本サイズは小さい。少し重いが、このカードが与える 2 点ダメージは見た目以上に強力である。

3 手目:《松明投げ》

候補:《リバー・ボア》《刃牙の猪》

パワー 3 の回避クリーチャー《刃牙の猪》という選択肢もあったが、アドバンテージ面を優先し《松明投げ》をピック。

4 手目:《溶鉄の荒廃者》

候補:《反逆の印》《乱動への突入》《髑髏砕きの巨人》

サイズの大きい《髑髏砕きの巨人》をピックするのかと思ったが、選んだのは《溶鉄の荒廃者》であった。鈴木に聞いてみると

鈴木 「《松明投げ》 2 枚を筆頭にデックが重めになりつつあったので、序盤を耐えるカードとして《溶鉄の荒廃者》を選びました。《髑髏砕きの巨人》は 1 マナ重いし、何よりコイツ、よく流れてくるんですよ」

と納得の説明。

5 手目《噴火滑り》

候補:《灰色革の隠れ家》《大木口の幼生》

赤い《大気の精霊》。赤のクリーチャーとしては、頼もしいサイズである。

6 手目:《精霊の嘆願》

候補:《精神ヘドロ》

完全に黒を切り、赤単を目指す決意のピック。が、結果入らず。

7 手目:《尖塔の連射》

候補:《コーの奉納者》《ぐらつく峰》

赤単では非常に強力な除去兼エンドカード。

8 手目:《破砕》

候補:《沼のぼろ布まとい》《ジュワー島の隠れ家》

赤以外は眼中になし。返しのためにも協調を。

9 手目:《空の遺跡のドレイク》

他に取るカードもなく。

この後《飛翔する海崖》《浅瀬の海蛇》とピックし、青へと渡りをつけた形で 1 パック目を終えた。

1 パック目終了時上は白、下は黒+青となっていた。

◆ 2 パック目

初手:《世界を鎮める者》

候補:《吸血鬼の呪詛術士》《ムラーサの紅蓮術士》《放牧の林鹿》、、《乱動への突入》

《ムラーサの紅蓮術士》は同盟者の多いデックでこそ真価を発揮する。現時点で 1 枚も同盟者がいないため、泣く泣く流すことに。

代わりに《世界を鎮める者》をピック。

2 手目:《噴火滑り》

候補:《鞭打ちの罠》《複製の儀式》

《複製の儀式》は非常に迷ったという鈴木。だが 1 パック目の流れを考え、これ以降青は期待できない。何よりメインカラーである赤のカードも《噴火滑り》と悪くない。長考の末後者をピックした。

3 手目:《迷いし者の番人》

候補:《風をまとう突撃》《石造りのピューマ》《破滅的なミノタウルス》

初手の《世界を鎮める者》から白も選択肢に入ったため、ピック。

4 手目:《ゴーマゾア》

候補:なし

他に候補がない。已む無くカット。

5 手目:《尖塔の連射》

候補:《鞭打ちの罠》《カビのシャンブラー》

2 枚目の《尖塔の連射》。勝てるカードは集まってきた。だが、デックが重すぎはしないだろうか。

6 手目:《溶鉄の荒廃者》

候補:《鞭打ちの罠》《カビのシャンブラー》

こちらも 2 枚目。重いカードばかりなため、嬉しい収穫である。

7 手目:《殺戮の叫び》

候補:《高地の狂戦士》

少しでも軽いカードが欲しいのだから、《高地の狂戦士》をピックするかと思われた。しかし鈴木は 2 パック目の初手で《ムラーサの紅蓮術士》を流したため、同盟者は流すことにしたのだという。

8 手目:《崖を縫う者》

候補:《セジーリの隠れ家》

ここで待望の 2 マナ域が。

9 手目:《髑髏砕きの巨人》

候補:《ムラーサの紅蓮術士》

予想外に 1 周した《ムラーサの紅蓮術士》。こんなことなら同盟者をピックしておけばよかったと悔やむも遅い。

サイズの大きい、何より軽い《髑髏砕きの巨人》をピックした。

2 パック目終了時点で上は白赤、下は青黒。上と色が被り気味で苦しいか。

◆ 3 パック目

初手:《ゴブリンの近道抜け》

候補:《高地の狂戦士》《ゴーマゾア》《吸血鬼の呪詛術士》《無謀な識者》

本当に何もない。赤のカードがこれしかなくピック。前のめりなデックなら能力も生きるが、今のところ 2 マナ域を埋めるにとどまりそうである。

2 手目:《落とし穴の罠》

候補:《サラカーの匪賊》《風乗りの長魚》《髑髏砕きの巨人》《ベイロスの林壊し》

飛行には効かないものの、嬉しいテンポ除去。

3 手目:《未達への旅》

候補:《髑髏砕きの巨人》《風乗りの長魚》

これまた白のトップコモンをピック。

4 手目:《光輝王の昇天》

候補:《サラカーの匪賊》《松明投げ》《飛来する矢の罠》

上記の 2 枚の除去と合わせると、守り切れそうであり。

5 手目:《コーの地図作り》

候補:《蜘蛛糸の網》《放牧の林鹿》《破滅的なミノタウルス》

重いカードが多いため、マナを伸ばすと同時に 2/2 クリーチャーを提供してくれるこのカードは貴重である。

6 手目:《落とし穴の罠》

候補:《浅瀬の海蛇》

これで序盤はだいぶ凌げそうである。このカードでデックがまとまった。

7 手目:《破滅的なミノタウルス》

候補:《浅瀬の海蛇》《召喚士の破滅》

少しでも軽いクリーチャーを。

8 手目:《殺戮の叫び》

候補:《ゴーマゾア》《風をまとう突撃》

《風をまとう突撃》があまりデックには合わなそうなので、こちらを。

9 手目:《カビーラの交差路》

土地カードであるため、呪文を圧迫せず入れられる。

2nd Draft - Suzuki Taiki / LMC Draft Meister 2009
 1  コーの地図作り/Kor Cartographer
 1  迷いし者の番人/Shepherd of the Lost
 1  世界を鎮める者/World Queller
 2  噴火滑り/Geyser Glider
 1  ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter
 2  溶鉄の荒廃者/Molten Ravager
 1  破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur
 2  髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant
 2  松明投げ/Torch Slinger

13 Creatures 1 未達への旅/Journey to Nowhere 1 光輝王の昇天/Luminarch Ascension 2 落とし穴の罠/Pitfall Trap 2 尖塔の連射/Spire Barrage 2 殺戮の叫び/Slaughter Cry
8 Spells 12 山/Mountain 6 平地/Plains 1 カビーラの交差路/Kabira Crossroads
19 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards
鈴木 大輝

1 パック目の流れから赤単にいくかと思われた鈴木。しかし 2 パック目で白へと切りこみ、3 パック目にはその恩恵を十分受けることが出来た。《未達への旅》《光輝王の昇天》《落とし穴の罠》 2 枚と、強力な白のカードを沢山ピックすることが出来たのだ。

鈴木 「65 点。《コーの鉤の達人》《コーの空漁師》取れてないですからね。2-1 出来たらいいほうじゃないですかね?」

控え目に語る鈴木だが、その瞳はデックの如く熱意にあふれている。

鈴木 「序盤が早いデックと飛行の多い青は無理だが、それ以外ならなんとかなるんじゃないですかね」

果たして鈴木の運命や、如何に。

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